本は読める時に読め〜のんびり読書録〜 2冊目 「ショートショート 千夜一夜」
それは突然目の前に現れた
田舎の商店街の側に大きな図書館が現れた
僕は目を疑った
古臭い商店街や、シャッターの目立つこの田舎にこんな物が…
入ってみるか…
中に入ると、なぜだか人が多い
今日は火曜日、それも14時過ぎだぞ?
みんな仕事しているのか…?
えすかれたー
と書かれた不思議な床に乗り、2階へと向かう
高さ8メートルはあろうかという広々とした天井
大きな窓も並んでおり、日光も良く入ってくる
老若男女入り乱れ、なぜだかみんな黙っている
こんなに本がずらりと並んで興奮しないのか?
万引き防止のセンサーを問題なくくぐり抜けた僕は(あれって地味に緊張しない?)40mほど歩いた所で、一冊の光る本を見つけた
千夜一夜物語って聞いたことあるな
面白そうだな…
1時間後…
はっ?!ここで僕は何を?!
そうだ、本を読んでいたんだった…
あれ、もう読み終わっている?!
こんなに分厚いのに?!
5分で読める短編が20編も入っているだと?!
しかも高校の先輩だと?!
他の作品も読むしかないやん…!
さくら隠し
特に素敵だった…
星新一さんも読み直そ…
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